決算書の作成は、会計ソフトの利用により安くできるようになりましたが、それらの入力作業は経理担当の職員が
人力で行っているのが一般的かと思います。
それでは経理課員が複数人必要となり、固定的な人件費のうちでも削減しにくいものの代表例と言えるでしょう。
人による手作業の入力
- 仕訳の構成要素である、日付・金額・勘定科目・補助科目・摘要を間違う可能性が高い。
- 人によって入力の内容がバラバラで統一性が損なわれることがある。
- ・を無くすために、入力後のチェックに時間がかかる。
- 取引の量が多いと、入力そのものに時間がかかる。
また、経理業務は専門性が要求されることから、会計の知識を持った従業員の雇用が必要となります。
そのため、経理知識の浅い経営者の場合、経理業務がブラックボックスに見えるので、効率的な作業を
実施しているのかどうなのかの判断つかないことが多いと思われます。
経理業務合理化の処方箋
- 人力を少なくするためのIT化
- ブラックボックス化していた経理業務の見える化
弊社では、経理業務をフローチャートによって分析して無駄な作業の有無を報告させていただく他、
株式会社共生会計様の自動仕訳変換ソフト「早業ダイレクト」「早業バンク」の導入支援をすることによって、
経理業務合理化を推進いたします。
- ・J-SOX対応プロジェクト立上げ支援
- ・内部統制推進事務局支援
- ・業務フローの分析作業・改善作業支援
- ・内部統制の文書化作業支援
- ・IT全般統制改善支援(必要に応じて簡易IT管理ツール(CMDB)を紹介)
上記の他、会社内部での報告制度など、会社内部でPDCAサイクルを
円滑に運営できる様にするための提案を行います。
ご要望に応じて、コンサル内容のアレンジをいたします。
たとえば、プロジェクトの立ち上げはもう既に行った場合や、IT統制に関しては不要である場合などでも
できる限りご要望に沿う形でコンサル内容を変えていきます。
- ・評価作業の基本計画策定作業支援
- ・全社的な内部統制に係る評価作業支援
- ・全社レベルの財務報告に係る内部統制の評価作業支援
- ・業務プロセスに係る内部統制の評価作業支援
- ・IT全般統制の評価作業支援
- ・不備の特定とその評価作業支援
上記の他、内部監査室等での評価業務において、検出された事項に関し、
どのように内部統制上、処理すべきかの判断過程において、複数存在する内部監査室メンバーが
ある一定水準での判断ができるようにするための提案を行います。
これにより、内部監査室等、評価作業を行う部門のメンバーの評価作業とその判断能力の育成を支援いたします。
支援業務の例
弊社がプロジェクトチームの中心となるケース
プロジェクト全体の進捗管理から文書類の作成まで、広範囲にわたり
弊社が関与させていただく形でご支援させていただきます。
プロジェクトチームに弊社がメンバーとして参加するケース
社内のJ-SOXプロジェクトの中で、例えば業務プロセスレベルの内部統制に関する担当として、
弊社がプロジェクトメンバーの一員として参加する形でご支援させていただきます。
プロジェクトチームの統括・管理部門へ弊社がアドバイスを行うケース
プロジェクト全体を統括・管理される部門(ご担当者)様へ、文書類のレビューなどを通じて
弊社がアドバイスする形でご支援させていただきます。
財務デュージェリデンスの目的
財務デューデリジェンス(以下、財務DD)は、買収・合併、組織再編などを実施するにあたり、限られた時間と資源で実施しなければなりません。
効果的かつ効率的な実施をするためには、財務DDの目的が何であるかということを明確にすることが大切です。
財務DDの目的の例としては、下記のものが考えられます。
- ディールブレーカーの把握(案件を中止せざるを得ない事象の把握)
- 実態貸借対照表の把握
- 収益力の把握
- キャッシュ・フロー分析
- 事業計画の分析
- 重要な取引先との取引内容、条件の把握
- 会計資料の信頼性の把握
M&Aの流れと弊社の関わり
NEXT CENTURYは、財務デューデリジェンスの他、株価算定などのバリュエーション業務も承ります。
・財務デュージェリデンスの実施
・事業再生計画作成支援
基準書の勉強会
日本基準との違いやその特徴を、1基準書あたり2時間程度の勉強会を行っております。
会計方針書の作成支援
会社の業務を分析し、費用対効果も勘案した上で最も合理的な会計方針採用のお手伝いを実施しております。
連結財務諸表を始め、難解な上場会社の公表用決算資料の作成
支援その他これに付随する業務を実施いたします。